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Writer's picture便利屋あんしんLife

知らなくても良い話ですが・・・

10月となり

名古屋でも

朝、外に出るとさわやかな風が

気持ち良い季節となりました。


当店、便利屋として

様々な案件に応えておりますが

今回のご依頼に関しては

おそらく知らない人が

多いお話かと思いますので

記事にさせていただきました。


さて

ご連絡いただいたのは

愛知県から600km以上

遠く離れた

県外の方からでした。


ヤフオクで出品されている

愛知県内しか売ってもらえない酒を

受け取って転送して欲しい


との事。


あーなるほど!


出品者さんはきちんと法律を

守っていらっしゃる方と

お見受けいたしました。


なぜなら

一般酒類小売業免許

通信販売酒類小売業免許


コレらを有しても、

法律上、県を跨いで

出品されてる

酒類は販売できない

のです。


今回依頼の商品は

国内大手メーカーの

限定品です。


通信販売酒類小売業免許があっても、

売ることができるのは


小規模酒造メーカー

(年間製造量3000kl未満)

か、

海外メーカー品となります。



いわゆるキリン、サッポロ、アサヒなど、

国内大手のビールも不可。

ウイスキーですと、

サントリー、ニッカなど

まあ、聞き馴染みのある

一番売れるメーカー品は

不可ということです。


あれ?

Amazonとか地域制限なく

日本全国から買えるぞ?


デパートとかで

お中元でビールとか

カタログにあるよね?


そうなんです。

それは合法なのです。


不思議ですよね〜



実は


平成元年以前に交付された

酒類販売免許

という免許がありまして


こちら

全ての酒類を制限なく

通信販売できる


と言うことなんです。


となると新たな疑問が

湧いてきたりしますよね。


あれ?Amazonて、

そんな前からあった?


となりますよね?


この

酒類販売免許

そんな事情があり

高額買収の対象に

なってるわけです。


本来は

小規模事業者保護の為の

規制が,

結果的に潤沢な資金のある

大規模事業を優遇する結果に

なっている・・・。



今回は

酒類転送の作業から

酒類販売業界の闇の部分を

感じましたが、

世の中不可解な法律が、

実は多いのです。


お酒を飲まない人にとっては

一生触れることもない

余計な情報でしたが


また、機会がありましたら

このような

知らなくてもよい話

記事にさせていただきます。


こういった知識の引き出しを

たくさん持って仕事に生かして(?)

おります(笑)


本日も最後までお読みいただき

まことにありがとうございました。












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